気がつけば、家の前に猫。耳はぼろぼろ、耳や首筋は爛れて、目は瞑りっぱなし、歩くのもおぼつかない。さて、どのようにして、どこからうちの前にやってきたのか。車が来てもまったく動く気配なし。とてもかわいそうな猫だが何もしてあげられないのだ。と、ここで私の存在は猫以上か猫以下かと思ってしまうのよ。精神的には猫以下か。生命においては猫以上か。人間なんて贅沢な生き物と改めて感じてしまう瞬間だよ。 🙁

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